今さら感の強い内容だが、たまにはリモートワークネタでも。
私はリモートワークを始めた当初から、週の半分以上は自宅以外の業務スペースで作業をしている。思考の整理も兼ねて、その理由をまとめてみたいと思う。
光を浴びたい
私は昔から冬があまり好きではないのだが、その理由が少し分かった気がする。
国立精神・神経医療研究センター(東京)睡眠・覚醒障害研究部の栗山健一部長は「日光を浴びないとセロトニンの分泌が減り、気分や意欲が落ち込んでしまう」と指摘する。
セロトニンは脳の神経伝達物質で、心の安定や頭の働きを促す。部屋にこもったり、日照時間が短かったりすると分泌が進まず、眠気も強まる。不足を補うため炭水化物を欲し、食生活も乱れる。もともと抱えるストレスと重なると、仕事や家庭生活などに与えるダメージは大きくなる。
冬はなぜか気持ちが落ち込む…という感覚はあったが、実際、光を浴びないとセロトニンの分泌が減り、意欲の低下につながることがわかった。たしかに朝、日光を浴びながら自転車でコワーキングスペースに向かうだけで気分の上がり方がぜんぜん違う。
ちなみに、冬だと退勤する頃にはすでに暗くなっているので、ランチを食べたあといったん帰宅して続きをやる、みたいなことも時々やっている。
良い天気っすねー🌞 pic.twitter.com/5zZdAa97UY
— Kosuke Ogawa🏝エンジニア (@koogawa) 2021年11月9日
緊張感のある環境に身を置きたい
自宅は落ち着くが、自由すぎて気付いたら動画をみちゃってたりする。コワーキングスペースだと他の利用者がいるので適度な緊張感を保てる。あと、人から見られてる感があるので、姿勢とか表情も自然とシュッとする気がする。
話のネタになる
我が家では夕食時に今日あったことをあれこれ喋るのが習慣となっているが、一日中自宅で作業した日は驚くほど話題がない😅 逆に、外で作業した日は「あそこに新しい店がオープンしていた」「さっき虹が出ていた」みたいな話題が自然と生まれるのである。
帰ろうとしたら土砂降り☔️雨宿りしてたら綺麗な虹が #宮崎 #虹 #どようだよギャラリー pic.twitter.com/kEDjXq9BOP
— Kosuke Ogawa🏝エンジニア (@koogawa) 2021年7月9日
コワーキングスペースのほうが作業環境が良い
これは外に出るモチベーションを上げるためのコツでもあるのだが、コワーキングスペースで使うモニターやキーボード、椅子などを自宅より良いものにすることで、「外で作業したほうが効率が良いし、出かけるかー」といったきっかけになったりする。
実際、いま自宅で使っている Apple Thunderbolt Display よりコワーキングスペースに置かせていただいているLGの4Kモニターのほうが大きかったりする。
エルゴヒューマン ベーシック届いたわよ!26kgあるらしい💺 pic.twitter.com/hipOGv7Nsc
— Kosuke Ogawa🏝エンジニア (@koogawa) 2021年1月4日
運動のため
3kmほど離れたコワーキングスペースに自転車で通うだけで割と良い運動になる他、その間にアイデアが閃く・思考が整理されるといった副次的な効果もある。実際、家に着くまでに課題やバグが頭の中で解決したこともあった。
体型維持のため
大げさかもしれないが、ずっと自宅にいて、一週間ぶりにジーンズを履こうとしたら体が太くなっていて、腹を引っ込めないと入らない!ということも実際にあった。定期的にいつもの服を着て外に出る、ということは割と大事なのである。
美味いものを食べたい
コロナの状況にもよるが、コワーキング周辺のお店でぼっちランチを決めるのが小さな楽しみだったりする。そして、帰りにいつもの模型屋さんにフラっと寄ってミニ四駆のパーツを買ったりする。
こういった「楽しみ」をつくることは意外と大事だったりする。
#ミニ四駆 パーツが増えてきたのでケースを購入 (@ 模型の国トヤマ in 宮崎市, 宮崎県) https://t.co/w5lvfkFSfX pic.twitter.com/zZLecrAnRs
— Kosuke Ogawa🏝エンジニア (@koogawa) 2021年8月2日