4年ぶりに開催されたPHPカンファレンス福岡に行ってきました。
今年で4回目の参加です。会場はもちろん福岡ファッションビル。
今年もカンファレンスTシャツを頂きました。私が到着した頃にはもうMサイズしか残っていませんでした。大人気!
今年も素晴らしいセッションが盛り沢山でした。そのうちいくつかをピックアップしたいと思います。
- 伝えたい!オフラインのカンファレンスに参加するメリットと参加してから200%楽しむために実践してほしいこと
- レガシー回避のPHP開発術:保守性の高いアプリケーションを作る方法
- 制約の力: 可能性を狭めるアプローチ
- さいごに
伝えたい!オフラインのカンファレンスに参加するメリットと参加してから200%楽しむために実践してほしいこと
登壇者:kotomin_m さん
ことみんさんによる発表です。カンファレンスに参加するメリットや、当日聞くセッションの選び方、カンファレンスで話しかけるときの鉄板フレーズ集など、初めてカンファレンスに参加する方にも優しいトークでした。私自身、コミュニケーションがあまり得意な方ではないので、具体的な会話例はとても参考になりました。
レガシー回避のPHP開発術:保守性の高いアプリケーションを作る方法
登壇者:hanhan1978 さん
カオナビ富所さんによる発表です。
"レガシー回避のPHP開発術" というタイトルでしたが、技術的な内容というよりは、チームや組織の話が多かった印象です(個人的には良かった)。
45分のトークでしたが、スライドは200枚を超えており、富所さんの経験やノウハウが詰まった盛りだくさんの内容でした。
個人的に刺さったのは「改善しないと、改善されないんだよ?」 という耳が痛いワードや、「人間関係の再構築」に意外と時間がかかる、という内容でした。スライドが公開されたらぜひ読んでいただきたいです。(追記:スライド公開されました)
制約の力: 可能性を狭めるアプローチ
登壇者:shin1x1さん
PHPの現場でおなじみの新原さんによる発表です。
- 「可能性を狭める」つまり制約を与えることが、可読性やメンテナンス性の向上につながる
- 制約を与えることで、ソフトウェア開発の複雑さを減らし、本質的な複雑さに立ち向かっていこう
という内容でした。
PHPといえば、次のような関数があった場合、
function add10($v) { return $v + 100 }
引数 $v
には数値もBoolもセットできてしまいますが、「$v
は数値である」という制約を与えるにはどうすればよいか?という具体例がわかりやすかったです。型宣言の無い時代のPHPしか触ったことのない自分にとっては、とても勉強になる内容でした。
型宣言の例以外にも、ライブラリの影響を限定する例など、まさにPHPの現場で活用できそうな内容でした。
さいごに
久々のオフラインイベント参加でしたが、会場の雰囲気やノベルティ配布など、やはり現地参加は良いもんだなーと改めて感じました
PHPカンファレンス関係者の皆様、今年も楽しいイベントをありがとうございました!
来年もまた会いましょう😄