iTunes ConnectからiOSアプリを登録する際、アプリの所属カテゴリを設定するわけですが、「Primary Category」の他に「Secondary Category」を任意で設定できます。これは一見するとカテゴリの第一希望、第二希望という風に見えますが、実はちょっと違います。
アプリケーションに指定する主カテゴリ(PrimaryCategory)も、見つけやすさの面で重要なポイントです。閲覧するユーザに便利なよう、アプリケーションはこのカテゴリ別にリストアップされます。
そのアプリケーションの主機能を最も適切に示しているカテゴリを注意深く選択してください。提出されたすべてのカテゴリはAppleがレビューを行います。
また、オプションの副カテゴリ(Secondary Category)も指定できます。アプリケーションは副カテゴリではリストアップされませんが、その副カテゴリに対する検索結果としては返されます。たとえば、そのアプリケーションの主カテゴリが「財務会計(Finance)」で副カテゴリが「ビジネス(Business)」だった場合、ユーザは財務会計のカテゴリをチェックしたときにそのアプリケーションを見つけることができ、また「ビジネス」で検索したときにもその検索結果としてそのアプリケーションを見つけることができます。
リストには表示されないが検索結果には表示される、というのは何となく理解できるんですが、
「ビジネス」で検索したときにもその検索結果としてそのアプリケーションを見つけることができます。
というのがよくわからない…。「ビジネス」というキーワードで検索しても検索結果には出てこないみたいだし。
ググったら答えが出た
同じような疑問を持っている人がいました。
Actually if you use the View->Show Browser option in iTunes then you'll see that your app shows up in BOTH categories you select. THAT'S the purpose of it.
つまり、PC版のiTunesからカラムブラウザを使って検索した場合、PrimaryとSecondaryに指定した両カテゴリが検索対象になるよ、ってことみたいです。
試してみた
ためしに私がリリースしているアプリ「まりも」を使って実験してみました。
- Primaryカテゴリ:ゲーム
- Secondaryカテゴリ:エンターテインメント
上記の情報が正しければ、「エンターテインメント」で検索しても結果に出てくるはず。
しばらく待つと・・・
おぉ、出てきました!!
Secondaryカテゴリが検索対象になっていることがわかりました。
まとめ
カラムブラウザというiTunesの機能がどれくらい使われているかは謎ですが(実際私も今日までこの機能を知らなかった…)、ちょっとでも検索への露出が増えるのであれば、Secondary Categoryを設定しておいても損はなさそうです。
他にもSecondary Categoryが使われている場面があったら教えてください!