クックパッドでiOS/Androidアプリ開発のTipsを毎月紹介しあうpotatotipsという企画がじきに始まるかも。持ち時間一人5分で参加者はチップス1つ持ってくるの必須。
— 所 友太 | Spinners Inc. (@tokorom) 2013年10月25日
id:tokorom さんのツイートからはじまったこのイベント。
最初はクックパッドの社内だけで開催されていたイベントなんだそうです。そうしているうちに社外の人も呼んだら面白いんじゃないか?ということになり、試しにツイートしてみたところ、予想以上に人が集まってしまったそうです。(すでに第2回の開催が決定)
参加ルールは、
「5分で発表できるTipsを用意すること」。
ただこれだけです。
ようするに、参加者全員が発表者です。
参加者リストなど
- Home · potatotips/potatotips Wiki · GitHub
- 2013/11/13 #potatotips (iOS/Android開発Tips共有会) 第1回 - Togetter
すでに何人かの方がブログにもまとめられているようです。
- クックパッドのLT会に参加してきたのでiOSのtipsをまとめる - Think Big Act Local
http://blog.tomorrowkey.jp/2013-11-13/presentation-potatotips/
発表した内容
私は「iOSでジオコーディング!」というお題で発表させて頂きました。
喋った内容をメモしておきます。
- ジオコーディングとは
- 住所と緯度経度を相互変換する技術
- "東京都港区六本木7丁目4−1 " のような文字列を緯度経度( 35.665697, 139.728615)に変換したり、戻したり
- 住所→緯度経度を正ジオコーディングという
- 緯度経度→住所を逆ジオコーディングという
- 主なジオコーディングサービス
- それ、CoreLocationでできるよ
- ただしiOS 5以上に限る
- 実装方法
- CLGeocoder使う
- 正ジオコーディング
- geocodeAddressString:@"六本木"
- 結果は複数返ってくる場合も
- 逆ジオコーディング
- reverseGeocodeLocation:(CLLocation)location
- 結果は1件
- 留意点
- ジオコーディングはサーバ側で処理されるので使い過ぎないこと
- 1分間に2回使ってはいけない
- 位置情報対応プログラミングガイド
- サンプルコード
「1分間に1回しか使えないってどうなのよ?」という声がありましたが、自分が出しているアプリではせいぜい起動時に1回ほど実行するだけで、あとは数分ごとにジオコーディングを繰り返すだけなので、今のところ不便はしておりません。
逆に、1分間に何回もジオコーディングを使うアプリを開発する場合は、この方法だとキツイかもしれません。
反省点
発表順が24人中23人目と、かなり後ろの方だったこともあり、発表を待っている途中でMacBook Airのバッテリーが足りなくなってしまいました…(^^; 会場の方の助けもあり、何とか最後まで発表することができましたが、次回からはフル充電+充電器持参で挑みたいと思います(`・ω・´)ゞ
まとめ
他の発表メンバーの技術レベルが相当高かったため、私のようなへっぽこプログラマの発表内容が皆様のTipsになれたかどうかは怪しいところですが、今回、共有会に参加できたことはとても良い経験になりました。
なお、potatotips は毎月開催予定で、次回からはATNDなどで参加者を募る予定だそうです。