11月11日(月)〜 11月12日(火)、ベルサール渋谷ファーストにて開催された「TechCrunch Tokyo 2013 ハッカソン」に参加してきました。
ルール
指定のAPIから、必ずひとつ使ってサービスを開発します。2日目には1チームあたり3分間のプレゼンタイムが与えられ、アウトプットには必ずデモを含める必要があります。
API提供企業
- Gracenote:音楽認識WebAPI
- トヨタ:IT開発センター車載API
- KDDIウェブコミュニケーションズ:TwilioAPI
- PUX(Panasonic 任天堂JV):顔認識API等
- ドコモ:知識Q&A API等
1日目
チームビルディングタイム
ルール説明の後、チームビルディングタイムがありました。ここで全員の自己紹介タイムがあり、気の合いそうなメンバーを見つけます。 私はiPhoneアプリの開発が得意だったこともあり、同じ志向のメンバー3人でチームを組むことに。PUXさんの提供するオブジェクト認識APIを使ってなにか作ろう!ということになりました。
アイデアソン
その後、ランチを取りながらアイデアソンへ。いろいろアイデアを出し合った末、「気になる商品の最安値がすぐわかるアプリ」を開発することに。例えば、気になる電化製品を見つけた際、カメラでパシャッと撮るだけでネットでの最安値や、レビュー情報を取得して表示してくれるというもの。APIはPUXさんのオブジェクト認識APIとYahoo!ショッピングAPIを使用することに。
TechTalk 1「AppSocially」堤修一氏
アイデアソンの後には「iOSアプリ開発 達人のレシピ100」で有名な堤さん(id:shu223)のテックトークがありました。カヤック時代の経験など、とても貴重なお話を聴くことができました。
中でも「質より量の技術ブログ」の話がとても興味深く、自分ももっとブログ書かないとな!と勇気付けられました。上記の堤さんによる記事内でスライドも公開されていますので、エンジニアの方ならぜひ一度読んでみることをおすすめします。
ハッカソン開始
その後は夜までハッカソンタイム。API周りでいろいろと思うように行かない箇所もあり、なかなか先に進めずに1日目が終了。終了後もコードは書いていいルールだったので、帰宅後も細かい部分をちょこちょこ調整してました。
2日目
10時からハッカソン開始。今日やることを簡単に話し合い、さっそくコードを書き始めました。
TechTalk 2 unda共同創業者 徳井直生氏
2日目には、undaの共同創業者である徳井さん(@naotokui)のテックトークがありました。このトークもとても刺激になりました。以下、要点をまとめておきます。
半年前の自分に伝えたい!! シリコンバレーのアクセラレータに参加する前に知っておきたかった7つのポイント
- とにかくはやく
- 完成度に対する思い込みを捨てる
- 他の人がやってないニッチを見つけていかに早くMVPを提供するか
- 次のINstagramを目指します!的な人には投資しない
- メトリクス、メトリクス、メトリクス
- ユーザの利用動向を数で把握
- マーケティングの感覚を持つ必要あり
- 未完成でもリリース→ユーザの利用動向を分析
ひとのつながりを大切にする
- GIVE & GIVE
- 情けは人のためならず
- シリコンバレーでよく言われたこと
- "WHAT CAN I DO FOR YOU"
- 結局は人のネットワークがものをいう
- 専門的なSNSの活用
- UNSEXY IS NEXT SEXY
- まずはとにかく一歩踏み出してみる
成果発表
ハッカソンタイムが終わり、いよいよ発表へ。 いろんなトラブルを乗り越え、何とかデモが出来る状態に仕上げることができました。
当初、自分が喋る予定はなかったのですが、デモムービーを作ってる時間がなかったこともあり、急遽デモ担当をすることにw めちゃくちゃ緊張しましたが、100人規模の前でプレゼンする機会はあんまりないので、良い勉強になりました。笑いを取るのってホントに難しいもんですね(^^;
感想
まず思ったのが、参加者のプレゼンスキルが高いこと!中には芸人並みに会場の笑いを取ってる方もいてビックリしましたw 人のプレゼンを観るのは本当に勉強になりますね。
残念ながら賞はもらえませんでしたが、素晴らしいメンバーとも出会うことができ、とても良い経験になりました。
ハッカソンってホントにいいもんですな。