Github のプライベートリポジトリにも対応したCI(Continuous Integration)サービスを探していたところ、Bitrise というサービスを見つけたので使ってみました。
料金
無料プランがあります。ただし、次の制限があります。
- 2 team members
- 200 builds / month
- 1 concurrent build
- 10 min build duration
個人で使う分には十分だと思いました。
特徴
Bitriseの最大の特徴は、ひとつひとつのStepを「Workflow」に追加していくところです。
GUIベースで作業の順番を編集できるのが面白いですね。
できること
- Unit Test 実行
- Archieve作成
- iTunes Connect へのアップロード
- Cocoapodsにも対応
- Slackに通知
他にもいろいろできます。
今回のゴール
Github の develop リポジトリにプッシュされたタイミングで Unit Test 実行。常にテストが通る状態にしておきたかった。
やったこと
まずは、Bitriseにサインアップするところから。次のQiitaがとても親切でした。
iOS用のCIサービスBitriseを使ってみた - Qiita
あとは画面に従っていくだけで、比較的簡単にCI環境が作れてしまいました。
必要になったもの
- テスト実行可能なXcodeプロジェクトが置いてあるGithubリポジトリ
- ビルド用のプロビジョニングプロファイル
- プロビジョニングプロファイルに対応したCode Signing Identity(.p12)とパスフレーズ
ハマった点
Xcode の scheme が見つからない!というエラーに悩まされましたが、ドキュメントにちゃんと答えがありました。
http://devcenter.bitrise.io/docs/scheme-cannot-be-found
*.xcworkspace/xcshareddata/xcschemes/SchemeName.xcscheme
が上がってなかったのが原因でした。
無事、テストが通りました。
所感
- ビルド回数などに制限はあるものの、個人として使うには十分
- 業務に投入する場合は有料プランを検討しても良さそう
- GUIベースでいろいろカスタマイズできるのは嬉しい
- 最新のXcodeに対応しているのが嬉しい